日食
今後富山で見られる日食
どのようなときに、日食が見られるか
日食とは、太陽の前を月が通り、太陽を隠す現象です。
地球から見た太陽の通り道を「黄道」といい、地球から見た月の通り道を「白道」といいます。黄道と白道が一致していれば、新月のたびに日食となるはずですが、実際はずれているので、新月のたびに日食とはなりません。日食が起こる可能性があるのは、黄道と白道が交わる点 付近となります。(地球の軌道面と月の軌道面が5.1°傾いていることによります。)。
月の影の一部が地球上のどこかに掛かれば、その場所で日食が見られます。大まかな計算をすると、地球のどこかで日食が起こる条件は、黄道と白道が交わる点の前後計約34日間に
太陽がいる間に新月となることです。
皆既日食と金環日食
地球から見ると、月と太陽はほとんど同じ大きさに見えますが、月と地球の距離は36万kmから40万kmまで変化するので、 月までの距離が遠いと、月が小さくなり、太陽を隠しきれず金環日食になります。 距離が近いと、月が大きくなり、太陽すべ てを隠す皆既日食になります。
20世紀中に、日本国内でみられた皆既日食・金環日食については
こちら
1963年7月に北海道でみられた皆既日食については、
こちら(カラー画像あり)
21世紀中に、日本国内でみられる皆既日食・金環日食については
こちら
今後富山で見られる日食(2030年まで)
日時 |
時刻 |
備考 |
2030年6月1日 |
夕方 |
北海道で金環日食 |
2035年9月2日に、富山県内でみられる皆既日食については
こちら
2041年10月25日に、富山県内でみられる金環日食については
こちら